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『ドッペルゲンガーの恋人』唐辺葉介 Illustration/シライシユウコ
「SWANSONG」「CARNIVAL」の脚本を書いた(旧)瀬戸内廉也氏の作品が
金をかけずに全話読めるなんて、なかなか幸運な時代に生きてた
「暗い部屋」も買う程度にはファンである自分が見逃してたのが恥ずかしい
超ざっくり言えば
死んだ恋人をクローン人間として蘇らせたらどうなるか?
みたいな話
唐部葉介(瀬戸内廉也)氏にしては比較的ハッピーエンドだったかな
なかなか好みの話で良い時間を過ごせた
読んでいて同人サークル「ノベクタクル」の「霧上のエラスムス」を思い出す
多分、同じクローン人間に関わる話だからだろう
フリーゲームなのでタダで読めるのも共通点か
おれは同サークルでフリゲ2013の2位にもなってた
「セブンスコート」の方が好きだから、
もし初めて読むなら、こっちを断然おすすめするけども
クローンでもなんでもいいから
おれも自分の環境を完全に捨て去って新しい生活を営んでみたかった